海外の語学学校の選び方|失敗しないための注意するべきポイントは4つ

海外の語学学校の選び方|失敗しないための注意するべきポイントは4つ

これからワーキングホリデーで海外に行く人で、「英語が話せるようになりたい!」という目的がある人は、最初の3か月は語学学校に行くことをオススメします。

「海外に住めば自然に英語が話せるようになる」という考えは、迷信だと私は断言します。

きちんと学校に通って「英語脳の基礎」を身に付けてから、ワーホリで海外の日常生活を始める方が、確実に英語力が伸びますよ。

私自身が、実際にワーホリ生活を始める際に、最初の3か月だけ語学学校に通って本当に良かったと思っています。「英語が話せるようになりたい!」と思ってワーキングホリデーに来るのであれば、まずは語学学校探しから始めてください。

本記事では、語学学校を選ぶときに重視するべきポイントを、実際に海外で語学学校に通った私自身の体験を踏まえながら紹介していきましょう。

語学学校を選ぶときに重視するべき4つのポイント

私が実際に語学学校に行ってみて個人的に思った、重視するべきポイントは4つあります。もしかしたら、プロの留学カウンセラーさんとは意見が異なるかも知れませんが、あくまでもいち個人の意見として参考にしてもらえたらと思います

1 生徒の国際色が豊かで日本人生徒が少ない

日本人生徒が少ないほうがいいのか? それとも多い方がいいのか? これに関しては、私は「少ないほうがいい」に一票を投じます。

なぜなら、海外に住み始めた最初の3か月間は、徹底的に英語漬けになったほうがいいからです。日本人の生徒がいると、どうしても仲良くなってしまい、日本語で会話をしてしまうんですよね。

個人的な意見としては、日本人以外の生徒と仲良くなって、英語で話さざるを得ない状況を作ることをおすすめします。そのためには、日本人生徒が少ない学校を選ぶ方がいいのは明白でしょう。

2 学生たちの学ぶ意識が高い

語学学校に集まる学生は、出身国も年齢も本当にバラバラです。私が通っていた語学学校は、大きく分けて以下のような理由で語学学校に通っていました。

  • 自腹をはたいてキャリアアップのために留学している人
  • 親の都合で海外に暮らし始めて語学学校に通っている人
  • 語学学校に短期留学をしに来ている学生

「キャリアアップのために留学している人」や「短期留学をしに来ている学生」は、大抵は意識が高いです。特にキャリアアップ組は、自分で自分に投資をしているので、しっかりと回収するためには勉強も本気で取り組んでいる印象です。

さらに、短期留学をしに来ている層は現役の学生というだけあり、頭の回転の良さに惚れ惚れしましたね……。周りの生徒のレベルが高いと、授業の質も上がりますよ。

どんなクラスメイトに当たるかどうかは運次第でもあるんですが、カウンセラーさんに相談する際には、どんな生徒が多いのかを確認してみるといいかもしれません。

3 面白くて教え方が上手な先生がいる

語学学校での授業の雰囲気は、やはり先生によって変わってきます。何人かの先生から学びましたが、印象的だったのはまるでコメディアンのような先生でした。授業を受けていると、クラスメイトたちのキャラクターも手伝って、リアリティTV番組の中に入った気分でした。まるでエンターテインメントショーのように、軽快なテンポとリズムで授業は進んでいきます。だから、退屈で眠くなるということはありませんでした。

その人気の先生の授業は、とにかく全員がたくさん発言し、冗談を言い合っては笑い、そして積極的に議論に参加できるような感じでした。話す速度がとにかく早くて、初日は完全に置いていかれましたね。それもあって、授業中にぼんやりしてはいられません。授業で先生が話す英語の速度が早いのは、実生活で英語圏の人たちが話す速度に慣れるいい訓練になりました。

中には教科書通りに授業を進めるだけの退屈な先生もいますし、前途のようなハイテンションな先生はあまり自分の性格に合わないかも、という場合もあると思います。

ちなみに、先生が合わないと思ったり、クラスのレベルが合わないと思ったら、学校のカウンセラーに相談すれば、柔軟に対応してくれる場合が多いですよ!

4 学校内で英語オンリーのルールを徹底している

語学学校で、英語オンリーというルールを徹底していることは、とても重要なポイントです。

私が通っていた語学学校では、もしもクラス内で誰かがうっかり母国語を話したらペナルティを受けます。さらに、そのペナルティが蓄積すると、最悪の場合は学校にしばらく来れなくなってしまいます。

ちょっと厳しすぎるかも知れませんが、短期間で英語脳を作るには、これくらいの徹底さは必要だと思います。

さらに、授業中に分からない言葉が出てくるとします。その場合、たとえ英英辞書であっても辞書を使うことは推奨されていませんでした。文脈を読んでその意味を推測し、先生やクラスメイトと話し合って意味を導き出していました。

もちろん、英英辞書を使うことは大抵は容認されています。先生によっては、英和辞書も使用可能です。

英英辞書は、言葉のニュアンスを掴むのに便利なんですよね。私の場合は最終的に英英辞書でも理解できない場合のみ、英和辞書で調べてスッキリさせていました!

その他の注意するべきポイントは?

ほかにも、生徒へのサービスやサポートが整っていることも重要かな?と思います。学校によっては、放課後に無料の発音や文法のクラスを提供していたり、生徒たちが交流できるアクティビティを用意しているんですよね。

特にアクティビティの時間には、他の生徒と仲良くなりやすいので、一緒に英語力を伸ばし合える良い友達を見つけるのに適した時間かと。

あとは、3か月以上の長期で通う場合には、コースが充実していることも大事だと思います。3か月以上、同じような基礎英語の授業を受けていると、必ず飽きてくるんです。TOEICやIELTSなどの英語の試験に特化したコースや、ビジネス英語のコース、会話に特化したコースなどに進んで、どんどん英語力を向上させていくことをオススメします。

まとめ

語学学校の選び方のポイント、いかがでしたか? 実際に学校を選ぶ際には、留学カウンセラーさんに相談をして、じっくりと自分に合った学校を選んでみてくださいね。

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