ワーホリで海外に住み始めた人は、飲食業や販売業などで接客の仕事をする人が多いでしょう。
さらに、外国人観光客の増加により、日本でも接客や販売の仕事に就いている人は、英語で接客する機会が増えているのでは?
英語での接客、実はそんなに難しくありません。
ワーキングホリデーで海外に来たばかりであっても、定型文を覚えておき、繰り返し使っていればすぐに慣れますよ!
レストランやカフェなど飲食店で使える英語の接客用語
海外の飲食店で働く前に、実際に何度かその土地の飲食店で食事をしたり、カフェでコーヒーを頼んでみたりするのがいいでしょう。その国特有の接客のノリが分かります。
私が住んでいるカナダほか、どんな英語圏の国でもそうだと思うのですが、接客はまずは挨拶から始まります!
これに慣れるのには、お客として時間がかかりました。なんでいちいち「元気か?」って聞いてくるんだろうって(笑)。
でも、これは文化なんです。本当に元気がどうかを確かめているわけじゃなくて、他人と同じ空間を共有するときの合言葉なんだと、ずいぶん後になって理解しました!
あなた:I’m good. how are you?
店員:Not bad.
このやり取りは、省いても特に問題ありません。失礼だ!とか非常識だ!ってことにはなりません。言わないカナダ人もいますし。
なので、Hi, Can I get~ と注文をしても大丈夫です。
でも個人的には、この「元気ですか?」「元気です、あなたは?」のやり取りはけっこう大事だと思っています。
言語を覚えることって、その土地の文化を覚えることだと思うんですよね。
「同じ空間を共有してますよ」という合言葉。この挨拶をすることが相手への気遣いなんです。なので、実際に積極的に使ってみて、さらりと口から出るようにしておく方がいいでしょう。
レストランで接客をする際の英語
レストランのウェイター(カナダではサーバーと言う)は、良い接客をするかしないかで、チップの金額が違ってきます。あまりにも失礼でぶしつけだったり、注文のミスが多すぎたりすると、チップは最低額か平均以下になってしまいます。
最初は、海外でお客さんとしてレストランに行くときに、日本にはないチップの文化に慣れることができませんでした。でも、実際に飲食店で働いて、チップをもらう側になると、その有り難みや意味を理解できるでしょう。
それでは、早速レストランでの接客に使える英語表現をみていきましょう。
ハーイ、元気ですか?
お客:I’m good. How are you?
元気ですよ、あなたはどうですか?
店員:I’m great. How many people?
とても元気ですよ。何名様ですか?
お客:Two of us.
2人です。
店員:Do you have a reservation?
予約はしてありますか?
お客:No, I don’t.
いいえ、していません。
店員:Please fallow me.
こちらへどうぞ。
お客:Is that table ok for you?
この席で大丈夫ですか?
店員:Well, can I take a table by the window?
あ、窓際に座ってもいいですか?
お客:Sure. You can take a seat wherever you feel comfortable.
もちろん。どこでも好きな場所に座ってください。
飲み物はいかがいたしましょう?
お客:Can I get Asahi?
アサヒをもらえますか?
店員:Sure. Are you ready to order any food, or do you need a few minutes?
かしこまりました。食べ物の注文はお決まりですか?それとも何分か待ちますか?
お客:Yes, I’m ready.
はい、もう決まってます。
店員:What I can get for you?
ご注文はなんでしょうか?
お客:I’ll take Salmon Special and Karaage Chicken.
サーモンスペシャルと、唐揚げチキンをいただきます。
店員:Anything else?
ほかには?
お客:No, that’s all.
いいえ、以上です。
店員:May I repeat your order? There are Asahi, Salmon Special, and Karaage Chicken.
ご注文を繰り返します。アサヒとサーモンスペシャル、唐揚げチキンですね。
お客:Yes, that’s correct. Thank you.
はい、合ってます。ありがとう。
おまたせしました。サーモンスペシャルと唐揚げチキンです。
お客:Thank you.
ありがとう。
店員:Would you like some water?
お水はいかがですか?
お客:Yes, please.
はい、お願いします。
お食事はいかがですか?
お客:This is great. Thank you.
おいしいです、ありがとう。
カフェで接客をする際の英語
ワーホリで人気なのが、カフェでコーヒーを淹れて提供するバリスタの仕事です。常連のお客さんが付いている場合が多く、フレンドリーで気持ちの良い接客が求められる場合が多いです。日本でバリスタの経験があるという人は、現地でも採用されやすいですよ。では、カフェでの接客の英会話をみていきましょう。
ハーイ、元気ですか?
お客:I’m great, How are you?
元気ですよ、あなたはどうですか?
店員:Not bad. What I can get for you?
悪くないです。ご注文は何でしょうか?
お客:Can I get soy latte?
豆乳ラテをください。
店員:Sure. What size would you like?
分かりました。サイズはいかがなさいますか?
お客:I’ll take small.
スモールをください。
店員:It’s $3.50.
$3.50になります。
お客:Can I use devit?
デビットカードは使えますか
店員:Yes, please tap on here.
はい。ここにタップしてください。
スモールソイラテ! お待たせしました。
お客:Thank you.
ありがとうございます。
店員:Have a great day!
良い1日を!
お客:You too.
あなたもね。
アパレルなどの販売業で使える英語の接客用語
おみやげ屋さんやお洋服屋さん、雑貨屋さんなど、販売業のお仕事に就く人も少ないでしょう。ここでは、お洋服屋さんを想定した英会話を紹介します。
ハーイ、元気ですか?
お客:I’m great. How are you doing?
元気です、あなたはどうですか?
店員:I’m good, thank you.
元気です、ありがとう。
何かお探しですか?
お客:No, I’m just looking around.
いいえ、見て回っているだけです。
店員:Let me know if you need any help.
もしも何かあれば教えてくださいね。
お客:Thank you.
ありがとう。
すみません、これ試着してもいいですか?
店員:Sure. The fitting room is over there.
もちろんです。試着室はここです。
お客:Excuse me, I’d like to ask if you have another size of this shirt?
すみません、このシャツですが他のサイズはありますかね?
店員:What’s your size?
サイズはなんですか?
お客:My size is M.
Mです。
店員:Just a second, please. I’ll check!
ちょっと待ってください、確認します。
このシャツ、よくお似合いですよ。
お客:Thank you. I’ll take it.
ありがとう。これ下さい。
店員:OK, how would you like to pay?
分かりました。お支払いはどのようにしますか?
お客:Do you take credit cards?
クレジットカードは使えますか?
店員:Yes, we do.
はい、使えますよ。
お客:Here’s my Visa.
ビザカードで。
店員:Thank you. Have a great day.
ありがとう。良い1日を!
お客:Thank you, goodbye.
ありがとう。それでは。
英語の接客で困った時の魔法のフレーズ
お客さんに何かを聞かれたとします。例えば「このコーヒーはどんな種類なの?」とか「この食材はどこの産地なの?」「この洋服はいつ発売されたものなの?」とか。
売り物に関して詳しく知っていればいいのですが、即座に答えるのが難しい時は、このように言いましょう。
確認するので少々お待ちください!
まとめ
英語での接客の英会話、いかがでしたか?
何度も繰り返して声に出して、とっさの対応でもすぐに言葉が出てくるようにしておきましょう! 実際に何度も使うことで、スラスラと接客ができるようになりますよ。