英文校正アプリのgrammarly(グラマリー)は、自分で書いた英語の文章を校正してくれる便利な、無料で使えるアプリです。
海外に暮らし始めてから、かれこれ4年以上は使っています。結論から言うと、grammarly(グラマリー)のない生活はもはや考えられません……!!
英語を勉強している人や、英語でのメールのやり取りが多い人などは、grammarly(グラマリー)をインストールしておいて損はないと思います。
英語話者の友人に校正をお願いする手間が省けたり、文法や単語を毎回調べる手間が省けるんですよ。もちろん、人の手で直接校正するのとでは、クオリティが大きく異なりますけどね。
本記事では、英語学習者からの評判も上々な、grammarly(グラマリー)の無料で使える機能などを紹介していきましょう。
英文校正が簡単にできるgrammarly(グラマリー)とは?
grammarly(グラマリー)は、人工知能や自然言語処理(NLP)、機械学習やディープラーニングといった最新のテクノロジー駆使した、文法チェック用アプリです。
10年以上前の2009年にサンフランシスコで誕生します。上記のテクノロジーを駆使しているため、使用者が増えるとともに年々機能が向上し、現在に至ります。
英語圏ではプロのライターも利用しているくらい、評判が良くて精度も高いアプリですよ。
そんなgrammarly(グラマリー)は無料版と有料版があります。
私は英語でブログを書いていたことがあったので、その時期に有料版を使っていました。カレッジでレポートを書く必要があった時期も使っていましたね。現在は無料版にしています。
というのも、今は英語で長い文章を書くことがあまりなく、英語のメールのやりとりがメインなので、無料版で十分だというのが理由です。
今後また学校に通い始めたり、英語で長い文章を書く機会が増えたら、その時はまた有料版に戻す予定です!
無料版grammarly(グラマリー)で使える3つの機能
grammarly(グラマリー)の無料版では、以下の機能を使うことができます。
2. スペルチェック
3. 文章の簡潔さの確認
各機能を詳しくみていきましょう。
1. 文法の確認
文法の確認はgrammarly(グラマリー)の代表的な機能です。文法って、例え英語圏のプロのライターでも間違えたりするんですよね。
だからgrammarly(グラマリー)という便利なツールが評判を得ているのだと思います。プロのライターが世に出す文章に、文法ミスがあったら突っ込まれますからね。
そんなgrammarly(グラマリー)の文法確認機能は、英語学習者の私たちにとって、非常に便利で親切な機能ですよ。
例えば、以下のような感じで直してくれます。
↓
I must spend couple of weeks.
「2週間」を表すのに「a couple weeks」は文法的に間違っているので、「couple of weeks」と正しい文法に直してくれます。
↓
Please notify mike or me.
「マイクか私に」と言うのに「mike or myself」は文法的に誤りなので、「mike or me」と正してくれます。
2. スペルチェック
スペルチェックもgrammarly(グラマリー)の代表的な機能で、精度も高いです。英文のメールを書く際には、かなり助けられています。
書いた文章にスペルミスがあれば、正しいスペルを表示してくれるんです。例えば以下のようにスペルミスをしたら……。
↓
Why is he so confident?
このようにスペルミスを見つけて、速やかに直してくれるんです。
この機能は、英語学習者がスペルを覚えるのにも役立ちます。
と言うのも、私が英語でビジネスメールを書き始めた頃に、本文の最後に書く結びの言葉、「Sincerely」を何度書いても間違ってしまっていました!
「Sinselery」だったり「Sinceliry」 だったり(笑)。
その都度grammarly(グラマリー)がスペルミスを見つけて正してくれたので、最終的に覚えることができたわけです。
3. 文章の簡潔さの確認
3の文章の簡潔さは、英語では「Conciseness(コンシャスネス)」と言い、英文を書く際に重視される点です。
くどい文章、英語で言うと「Wordy(ワーディ)」な文章って、日本語でも読みにくいですよね。それは英語でも同じです。
こちらはgrammarly(グラマリー)のブログから引用した、「Wordy(ワーディ)」な文章と「Conciseness(コンシャスネス)」な文章の違いです。
Wordy(くどい文章): In my opinion, I think that’s a problem. (私の意見としては、私はそれは問題だと思う)
Concise(簡潔な文章): In my opinion, that’s a problem. (私の意見として、それは問題だ。)
Wordy(くどい文章): The course had several necessary requirements. (そのコースはいくつかの無くてはならない必要条件があった)
Concise(簡潔な文章): The course had several requirements. (そのコースは必要条件があった)
このように、Wordy(回りくどい)な表現を、Conciseness(簡潔)に変えてくれるんです。
grammarly(グラマリー)の有料版の機能と価格
無料版でも十分に機能を果たしてくれますが、有料版は本気で英語を勉強している人や、仕事で英語を使っている人、英語のレポートを書く必要がある学生などにおすすめします。
有料版にすると、できることが一気に増えますよ。使用できる機能は7つ。
2. スペルチェック
3. 簡潔さの確認
4. 読みやすさ
5. 語彙の充実さ
6. 文章の形式
7. コピペチェック
無料版で使える3つの機能に、4つが加わります。
有料版の料金は、3パターンの支払方法があります。
・3ヶ月契約:$59.95(1ヶ月あたり$19.98)
・1年契約:$139.95(1ヶ月あたり$11.66)
長期で使いたい!という方は、1年契約が断然お得ですね。月額で支払うよりも、約40%も割引になります。
英語学習を充実させるツールとして、年間$139.95の投資は悪くないんじゃないかなぁ、と思います。
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まとめ
grammarly(グラマリー)はオンラインで使用できる英語校正ツールとしてはかなり実用的。無料版を使用するだけでも、英語学習や英文メールを書く作業を捗らせてくれますよ!
自分が頻繁に間違えるスペルが分かったり、文法も意外なミスが見つかったりするので、英語学習者の皆さんはぜひ使用してみてくださいね!